コア技術 香りの可視化

香りを色やマップで可視化し、
商品開発の精度向上と
価値訴求を高める

 香りは目に見えないものですが、おいしさを演出したり、より心地よい印象を与えたりすることができる、豊かな生活に欠かせない価値ある存在です。そのイメージや効果を可視化することできれば、相手に香りの持つ価値をよりわかりやすく伝えることができるのではないでしょうか。当社は香りの専門家集団として、香りの可視化ツールAVV®(Aroma Value Visualizer®)を開発しました。香りの価値を可視化する本技術を用いることで、当社素材だけでなく、果実や花の品種別の香りの特徴、市販製品の香りの特徴等を把握でき、お客さまの商品開発の精度を上げ、消費者に商品の価値をより多く伝えることができると考えています。
 人間の五感を駆使する官能評価では、調香師(フレーバリストやパフューマー) という訓練された専門家を評価者とし、特に香りの評価において、独自の精度高い評価を実施しています。また、香りや感情を色で表現する手法Aroma Rainbow®、感情やシーンと香りの関係を可視化する手法Aroma Insight®などを開発し、生活者が香りや風味から感じる嗜好性、イメージなどの調査結果を統合解析し、色の図やマッピングなどによる直感的でわかりやすい可視化を行っています。さらに、ヒトの生理応答による評価は、NIRS(頭部血流測定装置)計測、サーモグラフィによる鼻部皮膚温度計測といった独自技術により、香りによる情動の変化を客観的に可視化しています。また、社会課題にも着目し、生理応答測定技術を応用した睡眠と香りに関する独自研究などを行い、成果を香料開発に活用しています。このように、様々な角度から香りを可視化する独自技術を開発し、お客さまの商品開発におけるトータルソリューションを提供しています。

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