社会貢献活動
主な取り組み
春めきの香りを開発し社会貢献の新たなスタイルに挑戦
当社は、視覚障害者を支援する目的で設立された一般財団法人春めき財団の植樹プログラムと商品開発プログラムに参加しています。
“春めき”は甘い香りと濃いピンク色が特徴の早咲きのさくらです。
さくらは多くの品種がありますが香りの強い品種は多くありません。
“春めき”はその中でトップクラスの強い香りを持つのが特徴です。
長谷川香料はこの“春めき”の香りをクリエーションしたことをキッカケに、財団の活動プログラムの一部に参加しています。
その1.植樹プログラムへの参加
「春めき財団」には、財団に寄付を行うことで“春めき”の普及を支援し、視覚障害者をサポートするプログラムがあり、長谷川香料はそのプログラムに賛同し、売上げの一部を還元しております。
また、長谷川香料は自社の総合研究所、深谷事業所に“春めき”の植樹を行いました。
その2.商品開発プログラムへの参加
「春めき財団」には、「“春めき”の香りをイメージした当社香料を使用して商品を開発し、その売上げの一部を、財団へ還元する」というプログラムがあります。
当社もこのプログラムへ参加すると同時に、商品開発のサポートを行っております。
長谷川香料では、今後も財団のプログラムを通じて社会貢献活動を引き続き行ってまいります。
書籍「香料の科学」の発行と印税の寄付
香料を科学的に理解していただくことを目的として2013年に発行した書籍「香料の科学」の第2版を発行しました。本書の印税は盲導犬の育成を支援する目的で、引き続き公益財団法人日本盲導犬協会へ寄付してまいります。
書籍「絵でわかるシリーズ においと香りの不思議」の発行と印税の寄付
暮らしの中で感じている「におい」や「香り」について、専門家でなくとも理解しやすいように絵(イラスト)を多用し、できるだけ分かりやすい言葉で説明した書籍を発行しています。
またその印税は、フードバンクとして活動している認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパンへ寄付しています。
能登半島地震への義援金寄付
当社グループは、令和6年能登半島地震により被災された方々を支援するべく、義援金300万円を寄付しました。被災された皆様に対しまして、心からお見舞い申し上げます。
地域コミュニティや子どもに向けた社会貢献活動
当社グループは、人権基本方針において「子どもの権利とビジネス原則」を支持することを表明しており、子どもや地域コミュニティに向けた社会貢献活動を行っています。2024年度も以下の取組みを実施しました。
- 本社では加盟する町内会の一員として地域に古くからある稲荷神社お社に会社敷地を提供しています。従業員が代々、事務局として維持管理や祭礼運営を受け持ち、地域行事の伝統を守るとともに、地域との良好な関係構築に寄与しています。今年の祭礼にも町内会の方々と参加しました。
- 総合研究所では有事の際は近隣へ飲料水の供給と一時避難場所の提供を行います。
- 総合研究所周辺の定期的な臭気調査(2回/月)、騒音調査。環境(臭気)パトロールは外周及び近隣公道を巡回。今年の巡回時にも例年同様ゴミ拾いも実施し近隣の環境美化に協力しました。
- 公的機関へのサンプル提供と職業紹介(国立医薬品食品衛生研究所 一般公開)
- 総合研究所近隣の高校生の見学対応・職業紹介。「理系進学を目指す生徒への進路選択の一助とし職業観を養いたい」との想いを受け入れ、研究所の見学を実施し、研究の楽しさや学業の重要性等を伝えています。
- 高校、大学での講義・講演への研究員の協力(該当研究員の出身校)
- 深谷工場では深谷市総合防火訓練に火災予防啓発品の配布の役割で5名がボランティアで参加しました。
- 長谷川香料(上海)有限公司では大学との公益助学プロジェクトを実施しています。
- T. HASEGAWA U.S.A., INC.では米国海兵隊予備役が運営するおもちゃ収集活動「Toys for Tots」と提携し、従業員は新品のおもちゃをToys for Totsに寄付し、支援を必要とする子供たちに配布されます。このおもちゃの収集活動はホリデーシーズンに行われ、通常は毎年10月~11月に開始されます。