「スカンクキャベツ」ザゼンソウの香気分析

第60回香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会(2016年10月29日~31日、北海道)において「スカンクキャベツ ザゼンソウ植物体のにおい成分」の演題にて口頭発表を行いました。

ザゼンソウは別名「スカンクキャベツ」ともいわれており、植物体が傷ついた時に強烈なにおいが生じます。この強烈なにおいを解明しました。

この研究成果はJournal of Natural Product、2018, 81(12), p.2710-2715 に、「Identification of Odor-Active Compounds Released from a Damaged Plant of the Asian Skunk Cabbage Symplocarpus renifolius」の題名で論文が掲載されました。また、2019年3月24日~27日に開催された日本農芸化学会2019年度大会(東京農業大学世田谷キャンパス/東京)で「ザゼンソウ植物体のにおい成分の同定」の演題で発表しました。本研究は、東京農業大学と共同で行いました。