官能評価手法TI法、TDS法と機器分析を用いた

 グミを咀嚼中のフレーバーリリースの見える化

日本官能評価学会2016年度大会(2016年11月13日、東京)において「食感の違うグミのTI法、TDS法による官能評価と機器分析によるフレーバーリリースの検証」の演題にてポスター発表を行いました。

時系列の風味変化を把握するTI法(Time Intensity)、TDS法(Temporal Dominance of Sensations)を用い、咀嚼中の風味変化を示す官能評価データと機器分析によるレトロネーザルアロマの分析データを比較し、その関連を「見える化」した取り組みです。また、ヒトによる官能評価データと、開発した人工咀嚼機とPTR-MSによる香気成分のリリースのリアルタイム計測分析の結果との関連を確認しました。

なお、本発表は、日本官能評価学会2016年度大会優秀発表賞を受賞しました。