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職種&職場紹介

製造部門

100年以上にわたり
蓄積された技術とノウハウで
最高の香料をつくる

板倉工場
Y.H.

入社の動機は?

私が当社の存在を知ったのは就職活動中のこと。それまでは食品や化粧品関係の業界を漠然と志望していましたが、香料についてほとんど意識したことがなく、自分にとってまさに未知の分野でした。そこで香料会社に大変興味が湧き、当社のセミナーに参加したところ、食品や飲料、そしてトイレタリー製品など、たいへん多くの商品に香料が使用されており、日常生活に深く関わっている実に身近な存在であることを知りました。自分が携わった「香り」で、人々の生活を楽しく豊かにしてみたい…、そう思った瞬間、もう就職先はここしかないと決めました。一般的にメーカーというと、ある程度つくるものが決まっているわけですが、とにかく多様な製品に関われることも大きな魅力でした。知れば知るほど興味深く魅力的な業界であり、それは今も変わりません。

現在の仕事の内容は?

香料には、水溶性香料や油溶性香料、粉末香料など様々な製品形態があり、それぞれの特性や用途によって使い分けられます。その中で私は乳化香料の製造を担当しています。乳化香料とは、油溶性香料など水に溶けにくい香料を乳化処理し、水に均一に分散するようにした香料で、主に飲料や液体調味料などに使われています。その製造工程は、まず香りのベースとなる油溶性の香料を、乳化剤、安定剤などと混合し、更に乳化処理を施してやっと完成となります。その後、香りや見た目などの官能検査はもちろん、理化学検査や微生物検査といった様々なチェックを経た上で、お客さまへと届けられます。そうして大切につくられていく香料には、やはり愛着が湧きますね。自分が製造に関わった香料が使われた商品をスーパーなどで見かけると、思わず手にとっては笑顔になってしまいます。それは、ものづくりの一翼を担っているという嬉しさを実感できる瞬間でもあります。

仕事をしていて難しいと感じることは?

製造に求められるのは、お客さまが望む品質の製品をつくることです。乳化香料の製造においては、わずかな温度変化や時間、撹拌条件などの違いでも出来上がる製品の品質に影響を与える可能性があるのです。そんな繊細さが必要とされる仕事ですが、だからこそ自分の経験値を高められるし、面白みもあると言えます。また、入社当初は、装置や工具の名前が分からず、原料の種類も多くて覚えるのが大変でした。ただ、職場の風通しはとても良く、困ったことがあればすぐ上司や先輩に相談できる雰囲気は、当社ならではだと思います。業務に必要な知識や技術はゼロから学ぶようなものでしたが、配属部署に応じて、研究所や工場の他部署などで数ヶ月から半年程度の研修があります。私自身も半年間、研究所で研修を行いましたので、すんなり業務に馴染めました。そして、研修によって多くの社員と繋がりができたことは、様々な部署と協力しながら進めていく業務においてかけがえのない財産となっています。社員同士の交流といえば、会社公認のクラブ活動も活発で、野球やフットサルなどは事業所対抗大会があるほど盛り上がっています。こうして社員が積極的にコミュニケーションできていることは、業務をスムーズに進めるためにも大きなプラスとなっています。

将来の夢は?

当社は100年を超える伝統があり、そこに蓄積されたノウハウと培われた技術は、他社にマネすることができない強みです。例えば、新人では手こずってしまうような作業でも、ベテランは装置を熟知し、培った経験を生かして難なく微調整をこなします。真に製品と向き合う現場で鍛えられた感覚やノウハウを蓄積し、それを活用する力があるからだと思います。自分もそうした技術やノウハウを積極的に身に付けるとともに、後輩にも継承していくことができたらと思います。それに、板倉工場は優れた装置を導入した、世界に誇れる工場です。確かな技術と高性能な設備で、お客さまに満足していただけることはもちろん、これからも自分の子供やその子供たちが安心して口にできるような製品をつくり続けていきたいですね。

製造部門とは――多くの部署との連携

当社の製品がお客さまに届くまでの過程を説明すると多くの部門が関わっていることがわかります。まず営業部門がお客さまのニーズをつかみ、次に研究部門がそのニーズに基づいて用途に適した形態の香りを開発します。そして、その製造処方を基に製造部門が製造してお客さまに納品します。Y.H.が製造する乳化香料は、お客さまに納める最終的な製品のひとつであり、営業部門、研究部門はもちろん、管理部門や検査部門など多くの部署の協力が不可欠です。そのためコミュニケーション能力も重要です。特に、香料の処方を考案する研究所との結びつきは深く、新たな製法を導入する試験製造の場面では、研究員も一緒に製造現場で立ち会って確認をします。ラボ機と実機のスケール差を排除すべく、あらゆる事象を想定し、製造現場と研究部門が協力して作業に取り組みます。「工場の大きな装置でつくると、出来上がりにどんな影響が出るか、研究部門では予測できない場合があります。それを把握できるのは、やはり実際に装置を動かしている人たちです」と研究員のS.Y.(写真の左側)は製造部門を高く評価します。また、こうしたマニュアルどおりではうまくいかない要素や作業工程の効率化など、現場からの情報や提案を研究部門にフィードバックするのも製造部門の大切な役割です。「研究部門と製造部門では、製造のアプローチなどに違うところがあっても、良い製品をつくりたいというゴールは日頃のコミュニケーションによって共通化できていますから、とても話がしやすく、改善も図りやすいですね」とS.Y.は大きな信頼を寄せています。香料製造の現場は、こうした多くの部署の綿密なチームワークによって成り立っているのです。

基礎研究部門調香研究部門販売部門
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