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職種&職場紹介

基礎研究部門

汎用的で
長期にわたって使われる
香料を開発するのが夢

技術研究所
S.T.

現在の仕事内容は?

技術研究所は香気成分の分析や合成のみならず科学を基礎とした抽出技術・形態化技術の開発、機能性素材や食品素材の開発などその研究範囲は多岐にわたります。そのなかで私は加熱調理フレーバーを研究するグループに所属していて、主に調理感のあるフレーバーの研究開発に携わっています。私が開発した香料はそのまま最終製品として世の中に出るものもありますが、多くは当社のフレーバー研究所が開発する食品香料の原料として使われます。

仕事のやりがいと、これまでで印象深い仕事は?

自分が開発に携わった商品が実際に発売されて店頭に並んだときは、やはりうれしいですね。なかでも特に印象深かったのが、ある袋麺に私の開発した香料が採用された案件です。お客さまの商品リニューアルにあたって開発したものですが、苦労した分、実際に販売されたときには感慨深いものがありました。もちろん、実際に販売されたときには大量に買って、喜びをかみしめました。

仕事をしていて難しいと感じることは?

加熱調理フレーバーというのは、加熱工程がありどのような香りになるのか予測が立てづらいのです。そのため数多くのトライアルアンドエラーを繰り返し、イメージに合うものを探究していきます。テーマにもよりますが、ひとつのテーマを完成させるのに数ヶ月程度かかります。 また、香りは感覚的なものですから、人それぞれ感じ方もその表現も異なります。お客さまが求める香りのイメージがあって、それを私のイメージと合致させるのが難しいですね。例えば、「エビの白っぽくてふんわりとした香気」といったような表現で依頼がきたことがあります。それをいかに理解して、お客さまと同じ香りのイメージを共有できるか日々努力をしています。

将来の夢は?

最近の加工食品はライフサイクルが非常に短くなっているので、新しく開発した香料もすぐに使われなくなってしまうこともあります。しかし、これまでにつくられた当社の香料のなかには、数十年前に製法が確立されていまだにいろいろな製品に使用されているものがあります。汎用的で長く使われるそのような製品を開発したいですね。一人前になるのに少なくとも数年はかかると言われています。まだまだ勉強しなければいけないことがたくさんあり、精進の毎日です。

基礎研究部門とは――調香研究部門との連携

当社がお客さまに提供する香料のほとんどが、オーダーメイドによるものです。お客さまからの要望を当社の営業員がうかがい、営業が調香研究部門の調香師にそのニーズを伝えて、それに合った香料を開発します。求められる要望はさまざま。既存の香料原料だけでは応えることができないケースがよくあります。このようなとき調香研究部門では基礎研究を行っている技術研究所に原料の開発などを依頼します。また、調香研究部門が開発した香りをお客さまが使いやすい形態にする研究なども技術研究所では行われており、お客さまのニーズに応えるためには、技術研究所と調香研究部門の強力なタッグが欠かせないのです。フレーバー研究所の研究員Y.W.(写真の右側)は、「2009年に、調香研究部門であるフレーバー研究所とフレグランス研究所、そして基礎研究を担う技術研究所が総合研究所というひとつの場所に集約されたことで、意見交換が以前にも増して活発になりました」と、笑顔で話をします。

調香研究部門販売部門製造部門
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